、「船長の肩振り」という本を読んでいます。出版社・・・成山堂書店著者は長らく外国航路の船長を務めた「田中善治」さんという方です。この本は図書館で「肩振り」という字句に引かれ、借りて来ました。本の内容は著者が雪深い山形で外国航路の船長を夢見た男の海の上と陸の上での生活を綴ったエッセイ集です。「肩振り」・・・・・肩振りとは「船員さん同士の取り留めもないお喋り」の事を言い表すそうです。私の出身校に電波通信学科という学科があり、そちらに在籍していた同級生で国家試験に合格して船舶の通信士になった者がいる。きっと、その同級生も「肩振り」の場で取り留めもないお喋りに華を咲かせていたのでしょうか。肩振りから、ふと、そんなことを思い出してしまいました。
追記・・・北杜夫著 ドクトルマンボウ航海記も一読に値します。
0 件のコメント:
コメントを投稿