2009年11月28日土曜日

蘇った私の過去・・。

私が20代の頃のアルバムを見る機会がありました。
子供達はアルバムを見ながら、今現在の私と盛んに比較をしている。
体型は勿論、今とは全く違い、もっとスリムな私が写っている。
パパイヤ鈴木さんと、同じ様な髪型の私の姿を見つけた時は少なからず、
衝撃を受けたようです。

ページをめくって行くと、可愛い女の子の写真が数枚・・・・・・・。
「父さん、この女の子は・・・・・」と。
結婚前、その手の写真は全て処分したはずだが、残っていたのですね。
(敢て残していたのではありません)一気にMちゃんの記憶が蘇る。

以前の勤務先で人事異動でMちゃんの居る部署へ。
お互いに第一印象は良くなかった。
暫くして、通勤用の送迎バスに乗り遅れた、Mちゃんを駅まで渋々、
送っていた事が切っ掛けになり、仕事以外の個人的な事に付いても話す
ようになった。

しかし、その頃は別の女の子に私の関心は90%向いており、恋愛の対象と
しての関心は無かった。

その後も終業時、送迎バスに乗り遅れることが度々あり、その都度、私が
駅まで・・ということがあり内心、面倒な奴だと、思うこともありました。
そんなことが、繰り返されるうちに、終業後のお茶はMちゃんと・・という
図式が成立するようになりました。

終業後の連絡方法は「ゴミ箱」でした。勿論、今のように携帯というような
便利な物はありません。
お互いの机の横にはゴミ箱が置いてあり、小さな紙切れに用件を書き、
相手が使うゴミ箱に放り込むというものでした。
時々、「バカ!!」と書かれたことありましたが・・・。
この方法は、最後の最後まで、誰にもバレませんでした。

お茶や、食事に行ったり、お休みにはあちらこちらに遊びに出掛けたりたり、
家にも来たことが何度かありました。

出会いがあれば別れがあるものです。
人事異動で配属された部署にどうしても馴染めなかった、私は退職という
選択肢を選んだのです。

退職し、他社での勤務が始まっても、お互いに連絡を取り合って時々会って
いました。
でも、矢張り、徐々に疎遠になり、結果的にはお互いに別々の道を歩く事に
なったのです。

でも、その当時、私の硬い意思と決断力があれば、配偶者は違う人になって
いたかも知れません。
女房と知り合う2年前の出来事でした。
Mちゃんの面影は24歳で止まっています。
今はもう、お互いに、オジサン、オバサンと呼ばれる歳です。

会ってみたいと気持ち・・・少しあります。

もう、30年も前のことです・・・・・。。

0 件のコメント: