2008年11月14日金曜日

心の風邪・・・。

良く「鬱病」の事を「心の風邪」と表現されることがありますが、
私はその表現に対してもの凄く抵抗感があります。
「鬱病」はそんなに生やさしい病気ではないと思っています。
そんな表現を言い出したのは「鬱病」を経験した事のない人だと
思うことがあります。
私的、表現をするならば、肺炎か肺ガン。プロフィールにも書き
ましたが、「鬱病」で人生が変わってしまった私・・・。
その時の事を時々思い出すと辛い・・・。
「鬱病」になる性格、ならない性格などが、書かれた書物など読むと、
そこに書かれた事が、出来なかったから発症したのかと思うことがあり
ますし、それが、出来れば発症などしない。
「鬱病」で病んでいる時は極限まで落ち込んだ思考能力、行動力での
生活は暗く長いトンネルの中で、立ちすくんだ思いが、失望感、不安感を
増長させ、それが一層、苦しみとなった。
また、体重も12Kg減り、体型、顔形まで変わってしまった。主治医の必ず
治りますという言葉で焦らず、気長に・・・。
暗く長いトンネルの中で、ひたすら耐え、遠くに一点を明かりらしき物を
感じた時は辛さが、和らいだ。その時点から、未だ、行動は伴いませんで
したが、考えが前向きに変化し始めた。
同年齢の同僚と一足早く、管理職に任命された誇りが、鬱病の引き金に
なろうと、その時は全く予期していなかった。
今思えば、自分の事、家族の事は二の次で、仕事をしたのは、何だった
のか、未だに疑問に思うし、馬鹿げた事だったと思う。
仕事より家族が大切、家庭が大切、そして、自分が大切です。
俗に言う、マイホームパパ、大いに結構、大歓迎。鬱病を経験したことの
ない人が「鬱病」について語った言葉など私は信用しない。
続。。。。

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