2008年4月30日水曜日

天下の悪法

天下の悪法と聞いて、真っ先に思い浮かぶ法は五代将軍・徳川綱吉
が出した「生類憐れみの令」です。
この、悪法は庶民にとてつもない苦痛を与えたそうです。

将軍が六代・徳川家宣に代り、最初にやったことは、生類憐れみの令
の廃止だったそうで、それは、庶民に大歓迎で受けいられたそうです。

時は流れ、現在の悪法は「後期高齢者医療制度」だと思う。
後期高齢者医療制度では名前がいささか良くないという指摘があり、
長寿などと、名前を変えようなどとしている。
名前さえ変えれば・・・アホらしい事をやるものである。桝添さん・・・。

我家の場合、両親共に75歳以上なので、国民健康保険を脱退し(本人
の意思に関係なく脱退させられ)後期高齢者医療制度に加入させられ
た。

医療機関での窓口負担は1割と変わりないものの、保険料の負担が
大きくなった。

国民健康保険の時は母は父の扶養家族なので、保険料の負担は無く、
保険料は概ね15000円。

後期高齢者医療制度になり、一人々が保険料を負担しなければなら
ない。 
否応なしに老齢厚生年金から天引き・・・。

両親とも老齢厚生の受給者なのです。

当然、両親の負担も増大した。

国民健康保険の加入者が利用できる、各種施設の利用が出来なく
なったと聞く。 コレ、どうゆう事ですか、桝添さん。

福田首相が、演説でこんな事を言っていた・・・。

「今のお年寄りは恵まれています。保険料も皆さん公平に負担して
いただきます・・・。」

・・何が恵まれている・・少ない年金で生活をやり繰りしているのに・・。
・・何が公平・・都合の良いときだけ公平。
 

姥捨て山と揶揄されても仕方がないですね。

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