2007年7月7日土曜日

不愉快な勧誘電話の一例

「今、20代の社会人の方に云々(聞く気がうせていたので覚えていない)連絡をさせていただいているんですが、20代の会社員でよろしかったでしょうか?」

私は20代ではないんですが・・・・・・まぁ、適当に聞いて、「そのような情報提供は必要ない」ことを言って、調子よく喋り散らす相手の声にかまわず切る。

良く掛かってくるのですよ、こういう不愉快な電話。「さん」付け掛けて来るだけ、まだ、まともな方で、「君」呼ばわりする、最悪電話もあります。

いきなりこちらの名前を確認してくる。つまり名簿との照合をしているようです。

相手の名前を正した時に答えた、会社名もいい加減なものであろう。掛けてきた本人は名簿を渡されるだけなので、会社名も知りもしないので確認も出来ないのですから。

以前あった電話では名をただすと「(こちらの名前)~さんですか?」の一点張りでやっと相手が名乗った名前は「鈴木です」のみだったという例があった。(これもいい加減な名前でしょう)

つまりこの手、電話は卒業名簿などを手に入れた名簿屋がその電話番号が生きているかどうかの確認をして、本人が出たなら適当な質問をして、職業等を聞き出して、まとめたデータを更に別の名簿屋に売るということをやっているのである。

この手の電話はフリーター・遊び人の類のバイトが名簿の上から順番に掛けているのだろう。

そうして集めた情報を、若者の情報を集めた名簿であれば物欲・金欲につけこむキャッチセールスやデート商法などの業者に売り、高齢者ならば健康の不安につけこんで健康食品、器具などを強引に売ったりする悪徳業者に売る。

そして、受験生を持つ親には、この塾、或いはこの予備校へ通わないと志望校に合格出来ないという不安感を煽る言葉を並び立てる。

蛇の道は蛇式の循環になっているのである。

個人情報の保護には限界があるのか。
我々は大きな事件が起きる度に怒りを覚えますが、もっと身近なところに平穏な生活をじわじわと、いやらしく侵食する輩がいるのだ。

今は、勧誘電話に手を焼き電話帳には番号を載せていないが、載せていた頃の名簿が何処かで生きていて時々、掛かって来る。
でも、載せなくなってからはかなり減りました。

机に向って、電話一本で商売をしようとする連中に腹が立ちます。更に、電話を取る方は、その電話のある所まで行かなければなりませんし、非常識な時間帯に掛かったり、迷惑千万な話です。

ここに書きましたのは一例ですが、一番、腹立たしさを感じたのは、長女が受験生の時に掛かって来た、進学塾、予備校の類です。

余りのしつこさに、電話口で激論をしたこともあります。

特に子供の教育という部分は親にとって聖域と思うので、適切な言い方が見付かりませんが、親の弱みに付け込むような勧誘には腹立たしさを感じました。

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